二千年ハス(2015.06)

今日は、久しぶりに出雲方面に出かけた。

久しぶりに大きなスクリーンで映画鑑賞。

帰路の途中、「荒神谷遺跡」のある出雲市斐川町に立ち寄った。
荒神谷遺跡は、以前にもこのブログで紹介したが、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土したことで、一躍有名になったところでもある。

この遺跡のすぐそばに、古代ハス5万本が植えられている。
たぬきは、毎年このハスを見に出かけているが、いつもその美しさに感動する。

仏教では泥水の中から生じ清浄な美しい花を咲かせる姿が仏の智慧や慈悲の象徴とされ、様々に意匠されている。
如来像の台座は蓮華をかたどった蓮華座であり、また厨子の扉の内側に蓮華の彫刻を施したりしている。
          Byウィキペディア    


このように、蓮華(蓮)は仏教の象徴でもある。

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泥の中からこんなにも美しい花が咲く。


三瓶小豆原埋没林

この前の土曜日のことを前回のブログに書いた。
三瓶山の付近は、路肩に雪が残っていた・・・

そこからたぬきは、「三瓶小豆原埋没林公園」へと向かった。
後で、詳しいことはウィキペディアを参照してみるとして、少しだけ説明をしておこう。
今から約4000年前に三瓶山(さんべさん)が噴火した。
三瓶山は、島根県のほぼ中央に位置し、標高は1126mの活火山で大山火山帯に属している。
この山の噴火により、大量の火砕流等が山頂から吹き出し、それが谷間の巨大な杉などを立ったまま埋めてしまったようだ。
それが、今から30年くらい前に田んぼの圃場整備で一部が発見されたのだ。

それでは、たぬきの撮影した写真を載せておこう。

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三瓶小豆原埋没林(さんべあずきはらまいぼつりん)は三瓶火山の活動によって地下に埋積された森林。
島根県大田市三瓶町にあり、現地は「三瓶小豆原埋没林公園」として、地下展示棟で公開されている。
また、国の天然記念物に指定されている。

直径1mを超えるスギを中心とする巨木が、生育時のままで地下に林立している。
高さ10mを超える幹が直立状態で残存しており、世界的にも例がない規模の埋没林である。
また、直立する幹の根元には、流木群が存在する。

この埋没林では、根を張って直立する埋没樹が約30本、流木はおびただしい数が確認されている。
その樹種構成は、スギが圧倒的多数を占め、トチノキ、ケヤキ、カシの仲間、ニレの仲間などの広葉樹が少数認められる。
三瓶小豆原埋没林の標高は約200mであるが、現在の中国山地ではこの標高にスギの自然林はみられず、植生学的に注目される。

埋没林の発見は、1983年のほ場整備で2本の直立した埋没樹が出現したことがきっかけとなった。
後に、その時の写真をみた地元の火山学者・松井整司が学術的価値を指摘した。
1998年に島根県が発掘調査を行ない、多数の埋没立木が存在する埋没林であることが確認され、2004年(平成16年)2月27日に国の天然記念物に指定された。

三瓶小豆原埋没林は、暦年代で約4000年前(放射性炭素年代で3500〜3700年前の測定値)の三瓶火山の活動によって形成された。
火山活動に伴って発生した岩屑なだれの末端が泥流となって流れ込み、巨木林を一気に埋積し、さらに、下流側のせき止めでダム化した谷に火砕物の二次堆積物が堆積することで、長大な幹が成育時のままの状態で埋積されたものである。
          Byウィキペディア  


このような埋没林があるというのは、大きな驚きだった。
島根県内には、古代から連綿と続く遺産が、あちこちに残されているようだ。


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神話博しまね

今日は、「神話博しまね」の最終日
久しぶりに映画鑑賞へ行った帰り、出雲市大社町の神話博会場へ行ってみた。
さすがに最終日、多くの人で賑わっていた。



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特設会場では、島根県のゆるきゃら「しまねっこ」も登場していて、多くの子供たちの歓声も聞こえていた。
午前中は、かなりの雨が降っていたが、たぬきが会場を訪れた午後3時ころにはすっかり雨も止んでいた。
そんなことから、会場へ立ち寄る人も多かったのだろう。

7月21日から開催されていた博覧会だった。
集客目標も達成されたようなので、何よりだと思った、たぬきじゃった。



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古事記について(その3)

さて、黄泉の国から逃れたイザナキは、黄泉の国で穢れた(けがれた)体を洗い清めるため、筑紫の日向の国、阿波岐ヶ原で禊(みそぎ)をした。

禊の時、イザナキが着物を脱ぐごとに12人の神々が生まれ、川の流れで身を清めるとそこでももろもろの神々が生まれた。
そして、最後に左目を洗っていると、天照大御神が生まれ、右目を洗うと月読命(つくよみのみこと)が、鼻を洗うと健速須佐之男命(たけはやすさのおのみこと)が生まれた。

イザナキは、アマテラスには、高天原(たかまがはら)を、ツクヨミノ命には、夜の世界を治めるようにと言う。
スサノオには、海原を治めるように言う。

アマテラスとツクヨミは、イザナキの言うとおりにそれぞれの国を治めたが、スサノオは泣くばかりだった。

ところが、スサノオは、大人になってからも泣き続け、その泣き方の激しさに草木は枯れ、悪神たちが暴れ様々な禍が起こった。

イザナキが、スサノオに国を治めず泣いている事情を聞くと、「母、イザナミのいる黄泉の国へ行きたい」と言う。
イザナキは、その申し出に反対をすると、スサノオは「高天原の姉(アマテラス)に会ってから母のいる黄泉の国へ行く」と言って出て行った。



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黄泉の国の入口、黄泉比良坂は、松江市東出雲町にある。
詳しくは、またの機会に紹介しようと思う。










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古事記について(その2)

昨日は、体調不良ということで、まともなブログが書けなかった。
今日は、体調もほぼ万全。
ということで、古事記の続きを書くとしよう。

日本の国を生んだイザナキとイザナミは、国を守る神々、海・山・川・風の神など35神を生む。
そして、イザナミは最後に火の神、ヒノヤギハヤオノ神を生んだ。
この時、イザナミは大やけどをして死んでしまう。

イザナキは、愛する妻イザナミの死に嘆き悲しみ、生まれてきた火の神ヒノヤギハヤオノ神を切り殺してしまう。
そして、火の神の飛び散った血から雷神や水神が生まれた。

それでも納得できないイザナキは、妻イザナミがいる死の国(黄泉の国)へ探しに行く。
イザナキが、黄泉の国へ行くとそこにはイザナミがいた。
イザナキは、イザナミに現生に帰ってきてほしいと懇願するが、イザナミは、「私は、黄泉の国の食事を食べてしまったので現生にはもどれない」と言う。
しかし、イザナキの気持ちを思うイザナミは、「現生にもどれるかどうか、黄泉の国の神々に聞いてみるので、しばらく待ってほしい。ただ、待っている間、決して私を探しに中に入ってはいけない」と言い残して奥へ入っていった。

ところが、いくら待ってもイザナミが帰ってこない。
イザナキは待ちきれなくなり、黄泉の国の奥へ奥へとイザナミを探しに入って行った。
宮殿を見つけその中に入っていったイザナキは、腐ってウジがたかっているイザナミの姿を見る。
イザナミは、約束を破ったイザナキに激怒し、黄泉の国のヨモツシコメらにイザナキを捕まえるよう命じた。

イザナキは、イザナミが放つ数々の追手から逃れ、黄泉の国と現生を隔てる黄泉平坂(よもつひらさか)に辿りついた。
追手から逃げおおせたと思った矢先、イザナミ自身が追いかけてきた。
イザナキは、大岩で黄泉の国の出口を塞いでしまった。

イザナミは、怒って「こんなにひどいことをするなら、あなたの国に住む者たちを1日1000人縊り(くびり)殺してやる」と言った。
これに対し、イザナキは「それなら自分は、1日1500人の子どもを生ませる」と・・・


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そして、この時からこの世では、1日1000人の人が死に、1日15000人が生まれるというように、人口が増えていった。



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古事記について(その1)

今年は、古事記が編纂されてから1300年。
それを記念して島根県では、「神話博しまね」が、7月21日から11月11日まで出雲大社周辺を主会場にして開催される。

さて、古事記をウィキペディアで調べてみると

古事記(こじき、ふることふみ)は、その序によれば712年(和銅5年)太朝臣安萬侶(おほのあそみやすまろ、太安万侶(おおのやすまろ))によって献上された、現代確認できる日本最古の歴史書である。
上・中・下の全3巻に分かれる。
原本は存在していないが、後世の写本の古事記の序文に書かれた和銅年及び月日によって、年代が確認されている。

『古事記』に登場する神々は多くの神社で祭神としてまつられ、今日に至るまで日本の宗教文化と精神文化に多大な影響を与えている。

成立の経緯を記している序によれば、天武天皇の命で稗田阿礼が「誦習」していた『帝皇日継』(天皇の系譜)と『先代旧辞』(古い伝承)を太安万侶が書き記し、編纂したもの。

上巻(かみつまき)は、
天地開闢から日本列島の形成と国土の整備が語られ、天孫降臨を経てイワレヒコ(神武天皇の誕生までを記す。いわゆる「日本神話」である。


とある。

昨日も書いたように、この上つ巻の3分の1を出雲を舞台とした物語が展開される。
天地創生~イザナキ・イザナミによる大八州国(おおやしまのくに)の誕生。
この2人の神が最初に生み出したのは、淡路島、そして四国、隠岐、九州、壱岐、対馬、佐渡島、最後に本州だという。
これが、日本の誕生となる。
そして、ここから壮大な話が続くのだ。

これから何回かに分けて、「古事記」の出雲神話部分を書き進めていきたいと思う。
ただ、たぬきは学者でもないし、研究者でもないので、中途半端なことを書くかもしれないが、気楽に読んでいただければいいと思う。



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荒神谷2000年ハス

1年ぶりに荒神谷へ行った。
荒神谷は、出雲市斐川町にある。
以前にも書いたように、ここは史跡公園になっている。

荒神谷遺跡(こうじんだにいせき)は、島根県出雲市斐川町神庭西谷の小さな谷間にある国指定の史跡である。

「荒神谷遺跡」が正式名であるが、大字名を冠して「神庭荒神谷遺跡」とも呼ばれる。

1983年広域農道(愛称・出雲ロマン街道)の建設に伴い遺跡調査が行われた。
この際に調査員が古墳時代の須恵器の破片を発見したことから発掘が開始された。
1984年 - 1985年の2か年の発掘調査で、銅剣358本、銅鐸6個、銅矛16本が出土した。銅剣は1985年、銅鐸・銅矛は1987年に国の重要文化財に指定されていたが、1998年に一括して「島根県荒神谷遺跡出土品」として国宝に指定されている。
出土品は現在、文化庁が所蔵し、島根県立古代出雲歴史博物館などに保管されている。
遺跡自体は1987年に国の史跡に指定された。斐川町(現:出雲市)が中心となり1995年に遺跡一帯に「荒神谷史跡公園」が整備された。2005年には公園内に「荒神谷博物館」が開館し、出土品の期間展示などが行われている。
現在、出土品は2007年3月に出雲市大社町杵築東に開館した「島根県立古代出雲歴史博物館」に常設展示されている。

銅剣の一箇所からの出土数としては最多であり、この遺跡の発見は日本古代史学・考古学界に大きな衝撃を与えた。
これにより、実体の分からない神話の国という古代出雲のイメージは払拭された。
その後の加茂岩倉遺跡の発見により、古代出雲の勢力を解明する重要な手がかりとしての重要性はさらに高まった。
出土した青銅器の製作年代等については下記の通りであるが、これらが埋納された年代は現在のところ特定できていない。
          By ウィキペディア


荒神谷史跡公園には、2000年ハスと呼ばれる「古代ハス」が、こんなにも綺麗に咲く。



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ハスの花は、今がちょうど見ごろだ。
しかも、2000年前の種子から発芽したハスが、こんなにも繁殖している。

古代ロマン溢れる出雲地方。

7月21日から11月11日まで「神話博しまね」が開催される。

このような神話のふるさとをぜひ見に来てほしい。

そんなことを思いながら、古代に思いを馳せているたぬきじゃ。









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