死して死に損なく

人は、思うようにならない現実に嘆くことがある。(たぬきなどは、しょっちゅうだが…)
そう考えだすと、自分だけが楽しくないとか、恵まれない人間だと思えてくる。

その結果、落ち込んで、その状態が長く続いたりする。
お金がない、仕事がうまくいかないなどと…
そして、自分は貧乏くじばかり引いているし、損ばかりしているのではないかと、ますます滅入ってしまう。

そんなことを思っていると、肉体的にも精神的にも健康を害してしまったりする。

考えて見ると、そんなことを思うのは生きているからなのだ。
死んでしまえば、損得は関係ない。
生きているから、そんな悪い巡り合わせになることもある。

さて、そこで悪い方へ悪い方へ考えると、ますます目の前は真っ暗になってしまうものだ。
うつむいていると、視界も広がらず、運性も下降する。

生きている限り、何かと困難や苦労や障害を伴うものだし、これらとどう付き合っていくか、どう処理していくかということが、人生を生きていく上での醍醐味でもあるのだろう。

江戸時代の禅僧 鈴木正三(しょうさん)は
   「総じて、死して死に損なく、生きて生き損多き物なり」
と説いている。

今からでも遅くない、人生ゆったりと過ごしてみたらどうじゃろう。




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写真の中のとんびのように…

鈴木 正三(すずき しょうさん、俗名の諱まさみつ、道号:石平老人、天正7年1月10日(1579年2月5日)- 明暦元年6月25日(1655年7月28日))は、江戸時代初期の曹洞宗の僧侶・仮名草子作家で、元は徳川家に仕えた旗本である。
     ウィキペディアより




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