御者と運転手

評論家の塩田丸男さんの著書『抜擢の論理』の中に「昔の上司は馬車の御者のようであり、今の上司は自動車の運転手のようである」と・・・

組織図を作ったり、マニュアルを作成することは必要だろう。
それがあったほうが、集団を動かすのには効率がいい。

しかし、人間はマシンではないし、無機質な装置でもない。
その人たちには感情もあり、意志もある。
「一寸の虫にも五分の魂」という諺もある。
だから、いつも思うように、マニュアルどうりにはいかないだろう。

御者は、時には馬に鞭を入れる。
鞭を入れないと馬は上手に走れない。
しかし、御者は馬を深く愛している。
それは、馬があって自分があるということを自覚しているだけでなく、生き物とはどういうものか知っているからだ。
このように、御者と馬とは愛情と信頼の上に成り立っているのだ。

ところが、現代においては、上司風を吹かせる上司は、自分の権限のみを主張し、その権限には権威の裏付けがあると思い込んでいる。
自動車がうまく動かないのは、運転手の問題ではなく、欠陥車なんだと考える程度で、想像力もない。
要するに、運転手を変えることによって、同じ自動車がうまく動くことに思いが至らないのだ。

上司たる者、自動車の運転手が是か非か?ではなく、人(部下)の気持ちを思い、愛情を持って接することが必要不可欠なのだろう。



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