一水四見

梅雨前線は、まだ南にあり、たぬきの住んでいる松江では、雨もあまり降らない。
このまま夏が来るとも思えない。
梅雨明け間近かの豪雨が、心配なたぬきだ。

先日の朝のことだ。
雨が上がりかけていた。
ふと、車のフロントガラスを見ると・・・

        IMG_1990.jpg

この写真のように、雨水が丸くなってフロントガラスに残っている。
よく見ると、この雨水の中に別の世界があるように見える。
しばらく、色々なことを思いながら見つめていると、あることを思いだした。

「一水四見」の喩え。
これは、ひとつの水を見ても見方によって変わるということ。
人は、ただの水と見る。
餓餽は、燃え盛る炎と見る。
天女は、瑠璃と見る。
魚は、おのが住処と見る。
たぬきたちは、このように、ある一つのものを見る場合、一つの見方や考え方にとらわれてしまう。
ものを見る時には、視点を変えて見たり考えたりする心のゆとりを持ちたいものだのう。



住職ノート
本願寺念仏奉仕団参拝に参加してきました。
天候も心配されましたが、京都には珍しく心地よい風がありスムースに日程をこなしました。

31名の参加で、例年の親睦の旅とは違い、思い出深い経験でした。
隣寺の順光寺の寺族や門徒さんも参加され、いい仲間ができたようです。

この念仏奉仕団の歴史は、戦後荒廃した本願寺境内地を見て、心を痛めた門信徒の自主的なきっかけが始まりだそうです。
このたびは360名以上の方が、各地から参加されていましが、一年間ほぼ毎週実施されてきているのを考えるに、受け継がれてきたお念仏の思いの、太くて力強い伝統を感じさせてもらいました。
閉会式の折、30数回毎年連続で参加されている姿を思い、頭が下がる思いでした。

このよき伝統を、我が寺でどのように次世代に繋げていけばよいのでしょうか。
お寺からの発信はなんでしょうか。
真剣に考えたいものです。


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