北海道(No.5)

網走監獄は、明治23年に開設された。
その旧施設を移築するなどして、博物館網走監獄がある。
かなり広い敷地の中に往時を思わせるような施設がある。
正門を入ると正面に庁舎があり、ここで保安管理などの執務が行われていた。

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当地では珍しい、総瓦葺の屋根、切妻造りの建物。
玄関入口の上には、現在、警察のシンボルマークとなっている「旭日章」がある。

この庁舎を出て、敷地に沿って左に進むと、刑務所職員が暮らしていた「官舎」がある。

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この官舎は、昭和50年代まで使用されていたらしい。
さらに、その先に進むと「休泊所」がある。
この建物の中には、看守や受刑者のリアルな人形がある。

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このような建物は、第2次世界大戦末期、鹿児島県の鹿屋基地から特攻隊員が出撃する直前に宿泊した場所に似ている。
受刑者たちは、長い丸太を枕にして寝ている。
この丸太には意味があり、看守が受刑者を起床させるために、丸太の端を強くたたいて起こすということだった。
同じ場所には、受刑者が食事をする様子が再現されている。

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立ったままで、日の丸弁当(ご飯の上に梅干し1つが乗っている)に漬物だけの食事をしている。

次に、監獄歴史館に入る。
ここでは、網走刑務所の歴史や昔の囚人の護送風景が再現されている。

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そして、現在の刑務所の雑居房の様子も見ることができる。

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近代的な施設で、後に紹介する以前の房舎とは、大きな差がある。
古き時代の犯罪を犯した者の過酷な受刑生活が分かる。


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