北海道(No.5)

網走監獄は、明治23年に開設された。
その旧施設を移築するなどして、博物館網走監獄がある。
かなり広い敷地の中に往時を思わせるような施設がある。
正門を入ると正面に庁舎があり、ここで保安管理などの執務が行われていた。

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当地では珍しい、総瓦葺の屋根、切妻造りの建物。
玄関入口の上には、現在、警察のシンボルマークとなっている「旭日章」がある。

この庁舎を出て、敷地に沿って左に進むと、刑務所職員が暮らしていた「官舎」がある。

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この官舎は、昭和50年代まで使用されていたらしい。
さらに、その先に進むと「休泊所」がある。
この建物の中には、看守や受刑者のリアルな人形がある。

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このような建物は、第2次世界大戦末期、鹿児島県の鹿屋基地から特攻隊員が出撃する直前に宿泊した場所に似ている。
受刑者たちは、長い丸太を枕にして寝ている。
この丸太には意味があり、看守が受刑者を起床させるために、丸太の端を強くたたいて起こすということだった。
同じ場所には、受刑者が食事をする様子が再現されている。

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立ったままで、日の丸弁当(ご飯の上に梅干し1つが乗っている)に漬物だけの食事をしている。

次に、監獄歴史館に入る。
ここでは、網走刑務所の歴史や昔の囚人の護送風景が再現されている。

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そして、現在の刑務所の雑居房の様子も見ることができる。

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近代的な施設で、後に紹介する以前の房舎とは、大きな差がある。
古き時代の犯罪を犯した者の過酷な受刑生活が分かる。


北海道(No.4)

層雲峡を出発してから、北見市を通って網走へ向かう。

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途中、「網走湖」を右に見ながら東に進む。
網走湖は、島根県の宍道湖と同じような汽水湖で「しじみ」も採れるらしい。

網走湖(あばしりこ)は、北海道網走市と網走郡大空町にまたがる湖である。
網走国定公園に含まれる。

北海道東北部に位置する。南から網走川が流れ込み、女満別川などを集めて北東部から再び網走川としてオホーツク海に流出する。
東岸には呼人半島(よびとはんとう)が大きく突き出す。

湖面標高は0 mで、潮が満ちると下流部から海水が逆流するため、湖底には塩分濃度の高い水が滞留し、無酸素層を形成する(Nakajima et al. 2004)。
降水量の多い時期には湖面が高くなり海水の流入が抑えられるため、湖水の塩分濃度は低くなり、無酸素層の上限深度も深くなる。

網走湖ボート場には日本ボート協会公認の1,000 mコースがあり、夏には大会や練習のために北海道内だけでなく日本全国から選手達が集まる。

冬期は全面結氷し、ワカサギ釣りの釣り人で賑わう。
養殖漁業が盛んで、1928年に藻琴湖から持ち込まれたヤマトシジミの他、ワカサギ、コイなどが養殖され、サケ・マスの孵化事業も行われている。
そのほか、シラウオ等も漁獲されている。
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網走では、博物館網走監獄に行く。
この博物館は、網走刑務所から移築されたものと説明を受けた。

明治から網走と深い関わりを持っている網走刑務所の旧建造物を保存公開している野外博物館。
国の「名勝」に指定されている天都山中腹に位置し、網走国定公園のエリア内にある。

1985年(昭和60年)10月10日に公開開始となった「五翼放射状平屋舎房」は、刑務所の施設としては日本国内最古であり、木造の行刑建築としては世界最古となっている。

1973年(昭和48年)に網走刑務所の改築計画が公表され、貴重な建築物が失われることを憂慮した網走新聞社(現在は廃刊)社主の佐藤久が、刑務所建築物の移築保存を提唱した。
これに網走市、北海道、法務省などの関係機関も協力し財団法人を設立するに至った。
建物の移築や復原のために9億円の資金を財団が借り入れるため、佐藤は借入金の個人保証をするなどの努力があり、「刑務所施設の博物館構想」という試みに金融機関も資金を貸し付けた。
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今日は、住職ノートの掲載をしなければならない。
長くなるので、刑務所の内部のことについては、次回説明することとしようかのう。



住職ノート
6月には1日早いのですが(10月30日)、明日(10月31日)から西本願寺に参拝するため、今晩書かせてもらいました。

昨年の10月1日から始まった西本願寺専如門主の伝灯奉告法要も明日で終了(ご満座)です。
若々しい御門主のご就任で、今後の宗門の発展を期待するのは、私だけでしょうか。
その為に、われ等ローカルに生きるものとして、どのような姿になっていかねばならないでしょうか。

その責務は、極めて大きいものがあるようです。

今月の標語は
 「キラク」もいいけど 不安が残る 不安がお念仏の ご催促」
としました。

お気楽に過ごすのもいいけれど、どこかに不確定の、不安定な自分がありませんか。
そんなとき、フット手を合わせてみませんか。
安心できますよ。
お念仏申せの催促に出会っているのです。

猛暑がすでに始まっています、ご大事に。

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北海道(No.3)

「層雲峡プリンスホテル朝陽亭」で宿泊したのだが、たぬきはうっかりしてカーテンを引かずに寝てしまった。
翌朝、障子越しに部屋に明かりが差し込んできて、目が覚めた。
目覚ましをセットしたはずなのに、外は明るくなっている。
驚いて飛び起きて時計を見ると、まだ午前4時にもなっていない。
狐につままれたような気分で起き出す。

しばらくして、この異常現象に納得ができた。
そう、北海道は、緯度も経度もたぬきの住む松江とは大違いだ。
国土地理院の日本地図を見てもこのとおり。

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随分東に寄っていることが分かる。
夜明けが早いわけだ。

「早起きは三文の得」とか・・・
外に出て見ると、まだ空気は冷たい。

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朝食を済ませて、層雲峡の「流星の滝」と「銀河の滝」へ。

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流星の滝、銀河の滝:石狩川左岸の断崖に並んでかかる2本の滝。
流星の滝は落差90メートル、標高1000メートル、直瀑。
銀河の滝は落差104メートル、分岐瀑。
流星の滝は高さのある急涯を太い1本の線となって流れ落ちる力強さから雄滝とも呼ばれ、銀河の滝は末広がりになって白糸を垂らしたような流身を持つ優雅さから雌滝と呼ばれている。
この2つの滝が仲良く寄り添って落ちている事から、夫婦滝の別名もある。
この2つの滝は「流星・銀河の滝」として日本の滝百選にも選定されている。
国道39号銀河トンネル入口横から旧道に入ったところに駐車場が整備されており、2つの滝を間近に眺めることができる。
また、駐車場から背後の斜面を20分ほど登ったところには「双瀑台」の展望台があり、流れ落ちる2つの滝を同時に眺めることができる。
層雲峡にはこの他にも、白蛇の滝、岩間の滝等大小様々な滝がある。
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これからも、壮大な景色が堪能できそうな予感がする。
たぬきの旅の2日目の始まりだった。



北海道(No.2)

次に向かったのは、上川町にある層雲峡。
層雲峡の渓谷沿いに、この日の宿泊地の層雲峡温泉に行く。
層雲峡の景色も夕暮れ時と重なり、残念ながら写真には納められなかった。

層雲峡(そううんきょう)は、北海道上川町にある峡谷である。
大雪山国立公園に位置し、石狩川を挟み約24kmの断崖絶壁が続く。
大雪山黒岳山麓にある層雲峡温泉は大型ホテルなどが立ち並ぶ北海道有数の規模を誇る温泉街で、層雲峡および大雪山観光の中心地となっている。

元々、アイヌ語でソウウンベツ(滝の多い川の意)と呼ばれていた。
これにちなんで大町桂月が1921年(大正10年)に層雲峡と命名。

大函・小函:層雲峡の峡谷美が最も素晴らしい場所である。
約3万年前の大雪山の噴火により堆積した溶結凝灰岩が石狩川によって浸食されたことにより形成された、高さ200m前後の柱状節理の断崖を間近に見ることができる。
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渓谷の流れの上流に向かって行くと、この日の宿泊場所「層雲峡プリンスホテル朝陽亭」だ。
夕暮れ迫るころ、宿泊場所に到着。
早速夕食を・・・

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「味覚膳」は、地元の食材を使っている。
右は、マトンの陶板焼き。
左は、イカ墨を使った「ザンギ」の鍋。
初めての味に感動した、たぬきじゃった。



北海道(No.1) 

たぬきは、5月20日(土)から北海道へ行っていた。
そんなことで、ブログを暫く書いておらず、読者の皆さんには申し訳なく思っている。
出発当日は、出雲縁結び空港を午前9時30分発の飛行機に搭乗し、東京羽田空港で乗り継いで、一路新千歳空港へ。
新千歳空港には、午後2時に到着した。
この日は、天候にも恵まれ長袖シャツ1枚でも汗ばむくらいの陽気だった。

北海道の田園風景と大雪山系を眺めながら道央自動車道を東に進む。

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そして、上川郡上川町にある「北の森ガーデン」へ。

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ここでは、「ふかし芋」をいただき、併設されている「アイスパビリオン」へ入場。

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      このホイルに包んであるのが、ふかし芋。
       (希少価値の高いじゃyがいも)

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      アイスパビリオンに入場する前に、係員から説明を受ける。

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      中は、完全に冷凍庫状態。

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      入口から持って入った濡れたハンカチも完全に凍りついた。

途中には、-41℃を体験できるブースもあり、極寒の北の大地を体験できた。

冷凍庫のような通路を抜けると、熱いお茶のサービスをしてもらえる。

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この売店のあるブースで暫く休憩してから外へ出る。

        


家族の絆

このことは、随分前にもこのブログで書いたことがある。
もう一度、家族というものを考えてみよう。

家族は、誰にとっても一番大事な存在だろう。
また、家族は一人ひとりの結びつきも非常に強い。
加えて、日々の生活も共に送っている。
だから、「かけがえのない」という感情を生み、家族みんなが健康で幸せな家庭を築きたいと思うのではないだろうか。
家庭には、「消費生活を支える場」、「子どもを生み育てる教育の場」、「休息、安らぎを得る場」など、さまざまな場があるが、いずれも家族みんなの繁栄と幸福のために、家族全員がそれぞれ役割分担をしているところに、その特徴がある。
だから、家族というものの意義と共に過ごすことの喜びがあるのではないだろうか。

核家族化が進み、家族の果たす役割も変化している。
そのことを思うと、家族が一緒に過ごす機会を増やし、家族間のコミュニケーションを深めていくことも重要だ。
家族であるが故に、あまりに身近か過ぎて、感謝の気持ちを忘れがちでもある。
「母の日」や「父の日」に、少しだけでも感謝の気持ちを表してはどうだろうか。

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住職ノート
田んぼからカエルの声が、けたたましくなってきました。
農家の方がたは、水溜、耕し、また水溜、田植えと、米の字のごとく八十八の手間ひまかけて、私の口にもたらして下さるのです。
勿体ないことです。
有難いことです。

今月後半の掲示は
 「いくら長生きしても 幸せのど真ん中にいても お陰様が見えなけりゃ 一生不幸」
としました。

数年前にお邪魔したお寺の奥さんに教わった言葉です。
本当にそう思います。
みんな、みんな、お育てで今日あるのを悦べば、一つ一つがどんなに素晴らしいことか。

足元を見て明日も過ごしていきましょう。
驕る(おごる)こともないのです。
喜怒哀楽の人生に、合掌の姿を大切に。


たぬきの病状回復

以前、体調不良ということをブログに書いた。
そのうち、その経緯をブログに書くと読者の皆さんに約束していたのだが、やっとその時期がやってきた。

たぬきの病気は、昨年12月に遡る。
12月の初旬、かかりつけのお医者さんに行き、血液検査と尿検査をしてもらった。
特に体調が悪くもなかったのだが、定期検査は受診するようにしていた。
検査の結果、尿から潜血反応があると言われた。
別に、お腹が痛くもないし、普通に生活をしていた。
特筆すべきは、1ヶ月前の11月に職場健診を受診したのだが、検尿結果も異常なしだったことだ。

早いうちに泌尿器科を受診するようにと、紹介状を書いてもらい、数日後にたぬきもよく知っている泌尿器の先生の所へ行った。
腹部エコーでは、膀胱に腫瘍があるということから、直ちに内視鏡検査をすることになった。
内視鏡検査の結果、2㎝くらいの腫瘍があり、膀胱がんと診断された。
手術が必要とのことで、松江赤十字病院へ紹介状を書いてもらい、12月中旬にCT検査。
今年1月中旬に入院、手術。
手術も無事終わり、5日間入院してから退院。
執刀医の先生からは、腫瘍は全て切除したが、筋性浸潤性がんや転移性がんの可能性もあり、組織検査の結果をみて判断すると言われた。
1週間後、病院に行き検査結果を聞くと幸いにも筋層非浸潤性がんということだったが、再発の可能性があるので3ヶ月に1回は泌尿器科を受診するように言われた。

そして、先月泌尿器科を受診し、PET検査をしてもらったが、結果は陰性で転移等もないということだった。
また、昨日は念のためにということで、内視鏡検査をしてもらったが、手術の痕も綺麗に再生しており、問題ないとのことだった。
そんなことで、取り敢えずたぬきも一安心したところだ。

しかし、再発の可能性もあることから、3ヶ月に1回の検診は必要とのこと。
今度は、8月に受信することにしている。

振り返ってみると、がんを宣告された時には、目の前が真っ暗になった。
このまま、がんの治療(抗がん剤)を続けることになれば、今のたぬきの仕事が続けられなくなり、職場の皆さんに迷惑をかけるようになる。
早いうちに、後任を探して仕事の引継ぎをしなければならない。
加えて、家族にも大きな迷惑をかけることになる。
などと、これから先の暗い人生しか思い浮かばなかった。

今のところ、抗がん剤の接種も必要なく、大きな問題はないので比較的安心している。

この世には、大きな病を抱えて苦しんでおられる多くの人々がいる。
たぬきは、今回の病気の経験から、そういう人の思いを深く感じながら人生を送っていこうと思う。

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住職ノート

常例法座のご案内
緑がまぶしい季節です。
いかがお過ごしでしょうか。
今月の法座は次のようにお勤めいたします。
どうぞお参りください。

 時   5月16日(火) 午前10時~
 内容 大信心は仏性なり 仏性すなわち如来なり


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